プロミスの取引履歴は増額審査に影響してきます

プロミスは日本の大手消費者金融の1つであり、正式名称はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。2012年に三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となりました。親会社と子会社とは法律的には別の会社ですので、プロミスに登録した個人情報や取引履歴が親会社である三井住友銀行に流されるようなことは基本的にはないので、このあたりは安心してよいでしょう。
プロミスの取引履歴、つまりは期日を守ってきちんと返済していた、延滞をしてしまったといった情報は、プロミスでの増額審査に影響します。延滞をせずにきちんと返済していたなら、信用が上がって限度額を増額できたり、金利が下がるといったメリットが出てきます。逆に、延滞をしていると、限度額を下げられたり、利用を停止させられることもあるので注意が必要です。延滞が3ヶ月以上続くと、分割払いの権利を失って残高を一括返済しなければならなくなることもあります。
金融機関での取引履歴のような個人情報は、プライバシーで守られているので外部に漏れる心配は基本的にはないですが、例外もあります。例えば同じ会社の社内情報には一生残る可能性があります。プロミスで金融事故を起こしたり、信用を失うような利用の仕方をすると、下手をすれば一生同じ会社でお金を借りることができなくなるかもしれません。

プロミスの取引履歴は個人信用情報に残ります

プロミスは、CICとJICCの2つの個人信用情報機関に加盟しており、特定の個人情報や、契約状況、返済状況などの情報を個人信用情報機関に提供しています。もちろん、本人の同意なく勝手にこのような情報を提供することはできませんが、プロミスに申し込みをするときには必ずこの「利用同意書」にサインをするので、同意をしていることになります。プロミスだけでなく、他の金融機関に申し込みをするときも、同様です。
個人信用情報機関に登録された情報は、金融機関といえども勝手に見ることはできませんが、金融機関の審査に申し込みをすると、個人信用情報を照会することに同意をすることになるので、この個人信用情報に登録された情報は、必ず金融機関の審査に影響します。
つまりは、プロミスの取引履歴に「延滞」の記録があったり、延滞を3ヶ月以上続けたり債務整理などをして金融事故となった場合には、他の金融機関の審査でも不利に働いてしまうということです。
もちろん、個人信用情報は不利になるばかりではなく、延滞をせずに良好なクレジットヒストリーを築けているなら、「この人はローンの利用経験があり、期日を守ってきちんと返済できる人だ」と思われて有利に働くこともあります。

個人信用情報に情報が残る期間は?

個人信用情報には、毎月の支払い状況が24ヵ月分保存されています。例えばクレジットカードの支払いで一回延滞をすると、その情報は24カ月間残りますが、その後24カ月間正常な支払いを続ければ、延滞の記録は正常な支払いの記録によって押し出されて消えます。つまりは24カ月間で不利な記録が消えることになります。
しかし、これには注意点があります。それは、例えば24ヵ月払いのローンでは、一回でも延滞してしまうと、その後24ヵ月間が経過する前にローンの支払いが終わってしまいますので、延滞の記録を押し出して消すことはできません。この場合は、ローンを完済してから5年間は記録が残ることになります。
また、延滞を3ヶ月以上続けた場合、債務整理をした場合などは、個人信用情報にブラック情報が残ります。ブラック情報が残る期間は、延滞の場合は完済してからおよそ5年間、債務整理をした場合は、債務整理をした時点からおよそ5年~10年間です。任意整理と個人再生をした場合には、減額した借金を原則として3年以内に完済する計画を立てますが、この借金の返済中に延滞をしてしまうと、さらにブラック情報が残る期間が延びることもあります。

プロミスの取引履歴は住宅ローンなどの審査に影響することも

以上見てきたように、プロミスの返済で延滞をしたり、金融事故を起こしたりすると、プロミスだけでなく他の金融機関の審査に影響することがあるということには、注意が必要です。
さらに、延滞などをしていなくても、不利になることも稀にあります。例えば、住宅ローンの審査では、消費者金融の取引履歴があると不利になるという噂があります。これは、銀行は消費者金融の利用を嫌うためです。消費者金融は、銀行の審査に通らない人や、お金に困っている人、多重債務を抱えた人などが利用するイメージがあるので、利用履歴があるだけでも不利になってしまうというものです。しかし、現在では比較的だれもが消費者金融を利用する機会はありますので、ただ利用しただけではそれほど不利にはならなくなってきています。延滞をしたり、あまりにだらしない利用の仕方をしていたりしない限りは、ただ消費者金融を利用した履歴があるだけで住宅ローンの審査に不利になったりはしないと思われます。
ただし、現在進行形でお金を借りている場合には、「消費者金融での借金も完済できていないのに住宅ローンを返済していけるの?」と疑問を持たれてしまうこともあるでしょうから、住宅ローンの審査に申し込む前に、消費者金融の借金は完済しておくことがお勧めです。もちろん、年収に余裕がある人ならそれでもあっさり審査に通ることもあります。